中村ゼミ活動日記

中京大学経営学部中村雅章ゼミの公式ブログです!

木桶プロジェクト打ち上げ

12月7日(月)に木桶プロジェクトの打ち上げが行われました。思い返せばこのプロジェクトが始まったのは去年(2014年)の12月2日であり、1年が経ったことになります。
長いようでとても早く感じます。
栗田さんと活動をする中で、木桶の魅力や栗田さんの思いに感動し、私たちもその思いに応えようとプロジェクトを行ってきました。
商品決定にも半年の時間を要し、幾多の困難もあったものの、同時にプロジェクトのメンバーが得たものも大きかったと思います。多くの人との出会いもありました。栗田さんをはじめ、私たちの活動に関わって下さったすべての方に感謝しています。

飲み会の話の中では、プロジェクトの振り返りや栗田さんの近況をお聞きしました。
私たちが共同で開発した“おけのこめびつ”は、これまで栗田さんが手がけた新商品の中でもお客様の反応や売れ行きが好調で、将来的にも主力商品として扱っていきたいということを話して下さいました。また近況として、“おけのこめびつ”に限らず、ほかの商品の売り上げも例年にはない売り上げを記録しているとのことでした。そのように笑顔で話して頂き、私たちも大変うれしく思いました。

飲み会の席ということもあり、プロジェクトから離れ、くだけた話ができたことも楽しかったです。なにより嬉しかった事は、栗田さんの笑顔が沢山見ることができたことです。
栗田さんとしては、仕事の一環で出会った私たちではあったと思いますが、それを超えた愛情をいただけたように感じます。活動のおかげで結びついたこの出会いに感謝すると同時に、ゼミでのプロジェクト活動の醍醐味を再確認することができました。


最後に今後の予定を発表します。
これまでは、若い世代も含む多くの人に認知してもらうために、目を引くような木桶を作ろうと心がけてきました。そして、木の強みを生かし、デザインにもこだわった“おけのこめびつ”を開発し、テレビや地方誌、SNSやイベントを通してプロモーションを行いました。
しかし、まだ現在の認知度や売り上げに満足していないメンバーがいます。そこで流行語大賞が爆買いといわれるように、私たちもインバウンド消費に注目し、海外のお客様を視野に入れて、年末の12月25日〜31日にかけて、東京、銀座の三越にて栗田さんの販売のお手伝いをしたいと思います。
現在、取扱説明書の英語版、中国語版も完成し、販売に向けての準備も行っています。POPも再度検討し、少しでも多くのお客様に目をとめてもらえるようなものを作ります。年末、東京にお越しの方はぜひ足を運んでください。

18期(3年)桑原健太、西岡良女