木桶プロジェクト打ち合わせ

5月1日（金）、木桶職人栗田様の津島工房にて打ち合わせを行いました。

9月に開催される職人展に向けて、“米びつ”と“アロマディフューザー”を製作することになり、今回はそれらの形状について提案させていただきました。
シンプルな案からデザイン・機能にこだわったユニークなものまでさまざまな形を提案させていただきましたが、栗田さんが注目してくださったのは「シンプルかつ他の桶と並んでも群を抜くもの」でした。
米びつでは、フタの形状など私たちの提案したアイディアを気に入っていただき、商品の形が見え始めました。
アロマディフューザーは、「若い感性に任せたい」と私たちの考えたものに賛同していただきました。木の香りを大切に、木桶の伝統を重んじたものにしていきたいです。

今回は、商品開発とは別に海外からのお客様に向けた英語の取り扱い説明書を作ってほしいというお話も頂きました。
海外の方も、日本の木製品に注目されているということを直に聞くことができて、大変興味深いです。そして、このようなご縁で海外の方に木桶を広めるお手伝いをさせていただけるのも大変嬉しく思います。

実際に工房にお邪魔すると、様々な木の素材でできた様々な形の桶や塗装方法や、「たが」（桶を締めている銅などのもの）の素材など、インターネットで調べたり、自分たちで考えていては思いつかないようなことをたくさん見て知ることが出来ます。
ここで見て感じたことを商品のアイディアにどんどん活かしていきたいです！

栗田さんは、5/20〜25の期間中、栄の三越にて実演販売をされるそうです。
また、5/12には、東海テレビの「スイッチ！」という番組で栗田さんの桶が紹介されるそうなので、興味ある方はぜひご覧ください！

打ち合わせを重ねるたびに商品の形が見えてきて、自分たちの考えが形になっていくのが実感できます。このような機会をいただき本当にありがたいです。
最後になりましたが、お忙しい中、打ち合わせに時間を割いていただきありがとうございました。次回もよろしくお願い致します！

18期（3年）住田ひとみ