まり木綿板締め体験

3月8日（日）、まり木綿様にご協力していただき、18期生8人、19期生2人、中村先生の計11人で名古屋市緑区有松の久野染工場に伺い、実際に有松鳴海絞りの板締めを体験させて頂きました。

染め作業に使う色は、緑、ピンク、青、黄、紺の5色を使用したのですが、下の写真のように色の濃度によって、出来上がりのイメージが全く異なります。

写真は色の薄いものから、0.3%、0.5%、1%です。今回は緑1%、ピンク0.5%、青色1%、黄色0.5%、紺色1%を使用しました。

板締めを行う際に、先ず木綿を折る必要があります。木綿を折った際の大きさや形によって異なる絵柄が完成するので、様々な形や大きさで布を折りました。

布を染める時も同様に、ゼミ生全員が異なるデザインや色合いで布を染め、出来るだけ沢山のデザイン案が出来るようにしました。

布を染める際、まり木綿様が一人ひとりに的確なアドバイスをくださり、とても綺麗に染めることが出来ました。

こちらが染め上がった布です。

とても可愛らしく、色鮮やかな布ばかりで、若者でも気軽に使用できるものが出来ました。
今回、板締めと染色を実際に体験させていただくことができ、大変嬉しかったのと共に、是非ともこの素晴らしい伝統工芸を若者にも身近に感じてもらいたい、と思いました。
今回の体験を活かし、今後の活動も力を入れたいです。

まり木綿ブログにも紹介されています。
http://blog.marimomen.com/?eid=1067131

19期(1年) 吉田紅音