中村ゼミ活動日記

中京大学経営学部中村雅章ゼミの公式ブログです!

レトロでんしゃ館工場見学

5月12日(月)、日進市のレトロでんしゃ館(名古屋市交通局日進工場)へ行ってきました!

でんしゃ館には、昔使われていた車両などが展示してありました。
実際に電車の中に入ることもでき、レトロな雰囲気でタイムスリップしたような感覚になり、面白かったです。

また、日進工場の見学もしました。ここは、地下鉄鶴舞線桜通線の点検を行う工場です。
工場はとても広く、私たちがいつも乗っている鶴舞線の車両が吊されて、実際にこと細かく点検している様子を見ることができました。


ここでしか教えてもらえない話をたくさんお聞きしました。普段絶対に目にすることがない光景もたくさん見ることができました。見たり聞いたりするだけでなく、車輪のすり減り方を自分の指を使って確認したり、列車の連結をさせてもらえたりもしました。大変貴重な経験でした。


工場見学を通して特に私たちの印象に残ったことは、「技術」と「歴史」についてです。過去から現在への技術の進歩、改善です。
例えば、電車の窓ガラスは、昔、満員電車で1日に1度は割れてしまうくらい、もろいものであったそうです。現在では強化ガラスを使用し、全く割れなくなったということです。
また、すごい!と思ったのは、回生ブレーキです。昔はブレーキにかかる抵抗を熱にして放電していましたが、現在の技術では、ブレーキの抵抗をエネルギーに変えることができるようになったのです。わずか数十年前からの技術の進歩にとても驚きました。
これからも、電車がどんなふうに進化していくのか、楽しみです!

普段は見ることができない裏方の作業を見たりして、電車を身近に感じながら知ることができ、興奮しながら工場見学を楽しむことができました。
レトロでんしゃ館の皆様、ありがとうございました!

16期(4年) 三浦茉里子、牧野瑞加