中村ゼミ活動日記

中京大学経営学部中村雅章ゼミの公式ブログです!

「救え!円頓寺タイムスリップ」(謎解きアトラクション)開催しました!

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http://www.chukyo-u.ac.jp/achievement/news/2014/01/007056.html


2013年12月1日(日)、名古屋駅から徒歩圏内にある円頓寺商店街にて、『救え!円頓寺タイムスリップ』という謎解きアトラクションを、ごえん市という月1回のお祭りに合わせて開催しました。


円頓寺商店街は、昔ながらの街並みを残した趣のある商店街です。円頓寺商店街を知らない若者にもその魅力を知ってもらい、地域振興・活性化につなげたいという思いから、このプロジェクトを始めました。


謎解きというと、子供向けかと思われるかもしれませんが、大人の方にも充分に楽しんでもらえる問題を作成しました。
Twitterの告知を見て来てくれた謎解きの好きなお客さんに、「楽しかったです。またやりたいので、やってください」と言ってもらえたり、ごえん市に踊りに来ていた高校生に、踊りに来る時だけではなく、「普段も来てみたい」と言ってもらえました。



商店街から一本入った所にある銀座商店街にも問題を設置したため、「こんなところもあったんだ!」と発見をしてもらえました。


知らない人とも協力をして一緒に問題を解けたという楽しみを味わってもらえたことが、よかったと思いました。

しかし、反省点としては、プロジェクトの開始からイベントを行うまでに時間がかかってしまったり、情報共有の不足、プロモーションが遅かったりしたことや、Twitterでは問題のクオリティが分からず、今回の問題を上手く伝えられなかったこと、ストーリーを深く理解出来ず戸惑ってしまったり、価格設定が少し高かったりしたことがあげられました。

このプロジェクトを通して、集客の難しさやプロモーションの大切さ、事前のリハーサルの必要性やお客さんの立場に立って、価格設定や時間の設定を考えなければいけないということを改めて学びました。
今回、ご協力してくださった円頓寺商店街の皆様には、本当に感謝しております。ありがとうございました。

16期 (3年) 西脇佑奈、牧野瑞加


円頓寺謎解きゲームを振り返って

私たち中村ゼミでは12/1(日)、円頓寺商店街のイベントごえん市にて、商店街を歩き回って楽しめる謎解きゲームのイベントを開催しました。
ただの謎解きではなく、ストーリーが設定されていて、大人でも楽しめるアトラクションとして制作しました。

今回の謎解きゲームを開催するに至るまで、円頓寺商店街の方々に何度も円頓寺商店街の活性化プランを提案させていただきました。
初めの提案に対しては、現状分析が不足していてこともあり、先方との商店街活性化に対する考え方や、行いたいことが異なっていました。
先方からいただいたアドバイスをふまえて、円頓寺の歴史や風土に合った、学生目線でのアイディアを練るため、何度も商店街におとずれ調査することで、私たちが印象を持った、円頓寺のミステリアスな雰囲気と、アクティブな謎解きゲームがマッチすると考え、円頓寺謎解きゲームのアイディアに至りました。

アクティブな謎解きゲームのファンはTwitterなどのSNSで強いコミュニティがあり、規模の小さいイベントでも聞きつけて参加するユーザーも多いことも、謎解きゲームにした理由でした。
謎解きゲームの情報に敏感なユーザー層に謎解きに参加して頂き、謎解きをしながら円頓寺を知ってもらい、謎解きゲームと合わせて円頓寺を発信してもらえないかと考えました。


私たちゼミ生はもちろん謎を作ったことなどなかったので、情報収集から始めました。実際に脱出ゲームの公演に足を運んだり、ウェブサイトで問題を解いたりして雰囲気をつかみ、問題作成の参考にしました。また、円頓寺商店街に何度も足を運び、おもしろそうなマークや看板、風景などを探しまわり、謎にできないかを考え続けました。

このイベントはコンテンツである謎のクオリティが一番大事だったため、作成に多くの時間を費やしました。
難しすぎず簡単すぎないちょっぴりひねった謎を作成するために、ゼミ生みんなで何度も何度もミーティングを重ね考えました。どのような仕掛けがあればプレイヤーの人たちは楽しめるだろうか、という点を意識しながら謎を考えることはとても難しく、何もアイデアが浮かばず全く進まないときもありました。イベント開催前日の最後の最後まで時間をかけて作りました。


イベント当日は、トラブルもなく無事に終えることができました。謎が解けず立ち尽くしている人にヒントを教えてあげたり、参加した感想を聞いたりして、ゲームに参加してくださった方々と触れ合うのはとても楽しかったです。
しかし、思うような集客はできず、正直、満足のいく結果にはなりませんでした。コンテンツは私たちなりに自信を持って提供できるものに仕上げたつもりでしたが、そのコンテンツすら知ってもらえないのはとても残念でした。

このプロジェクトには、反省点が多くあります。
時間の管理がうまくできなかったことが大きな反省点です。スケジュール管理をしっかりと行なわず、ゼミ生同士の情報共有もうまくできていなかったため、個々のモチベーションがバラバラでまとまらず、どんどん効率が悪くなっていってしまいました。
そのため、準備不足が響き、プロモーションに力を入れることができず、集客は目標人数には大きく届きませんでした。
このことから、時間管理の大切さを学びました。限られた時間の中でベストを尽くせるよう、みんなでモチベーションを高めながら取り組むべきだと感じました。

今までのプロジェクトとは少し違ったイベント運営をしてみて、大変だったことのほうが多いくらいですが、それを上回るような楽しさがあったためやり遂げることができました。

中京大学 経営学部 中村ゼミ3年(16期)
三浦茉里子 各務太士