阪急交通社講演会

11月26日（月）に阪急交通社さんに大学までお越しいただき、お話を伺いました。
担当してくださった玉崎さんは中部営業本部中部統括センター長をされており、初めは緊張しているとおっしゃっていたのですが、時には場を和ませる冗談を交え、私たち学生にも大変分かりやすい説明をしていただきました。

今回でJTBさん、名鉄観光さんに続き旅行業界三社目となりますが、阪急交通社さんは一味違った考え方をされているのではないかと感じました。
講演の中で印象に残っている言葉があります。それは「儲からない仕事はすぐにやめる」という言葉です。ビジネスにおいて当たり前の事かも知れませんが、すごくシンプルな表現が阪急交通社さんの社風を表しているのではないかと感じました。そして、このシンプルな考え方こそが阪急交通社さんの戦略ともいえるのではないかと思いました。

また、阪急交通社さんが自社の強みとして挙げられていた、
●トップダウンではなく一人一人が考えを持ち意見できること
●現場になるべく権限移譲すること
●中国デモなどの外部環境の変化にも柔軟に対応できること。
これらは就活生の企業選びにおいて非常に魅力的な要素だと感じました。就活についてもご自身の経験談から面接時のアドバイスも頂きました。

業界全体の説明では、営業対象、商品、販売手法、受付方法の４つの項目から業界各社を分かりやすく図でまとめていただきました。阪急交通社さんは販売手法においてマスメディア（新聞）を有効活用されていて、同じくマスメディア（TV）を積極的に活用しているHISさんと類似しているという点が非常に興味深かったです。

お忙しい中、わざわざ大学までお越しいただきお話をしてくださった玉崎さん、貴重なお話ありがとうございました。

15期（3年）松浦　拓摩