ドラゴンズプロジェクト2011最終プレゼン

今日2月3日（金）は、ドラゴンズプロジェクト2011の最終発表会でした。

今回のプロジェクトは『若者(特に若い女性)にナゴヤドームに来てもらうための集客プランの作成』というテーマのもと始まり、5月から約10ヶ月、試行錯誤を繰り返し取り組んできました。

以下が当日の発表内容です。

1チーム
『ドラコス』
ドラコスとは、学生限定の応援グッズ(コスプレなど)のレンタルサービスがついたチケット。
若い人はみんなで同じ格好をすることが好き！という点に着目し、コスプレをすることで、野球が好きな人も初心者も一緒に、応援や雰囲気を楽しんでもらい、野球観戦に来てもらおうというプラン。
また、コスプレをすることで非日常性を高め、野球観戦を特別なものと感じてもらい、足を運んでもらうという狙いがある。

大分内容を省略させていただきましたが、1チームは上述のような企画をプレゼンしました。

質疑応答の時間では、「なぜレンタルにこだわるのか。」などのご意見をいただきましたが、これに対して1チームは、初心者は自分からグッズを購入する気を起こさないため、レンタルという形を導入し、野球観戦の楽しさに気づいて欲しいという思いが込められている、と発言していました。

2チーム
『ドラとも！』
ドラともとは、複数の大学の学生が野球観戦を通じて交流できる観戦付チケット。
既存のチケット付き恋活観戦ツアーの高い人気、また学生に対するアンケート結果より、多くの大学生が出会いを求めていることが判明。
野球観戦を一つの出会いのツールにしてもらい、観戦に来てもらおうというプラン。
大学を指定して参加者を募集したり、指定せずに募集したりすることで、様々な大学と交流ができる。
チーム1と同様、詳細は省略させていただきましたが、以上がチーム2の発表内容です。

質疑応答の時間では、「とても中身のある内容で、ぜひそのまま運営までしてほしい。」とのお話しをいただきました。
しかしその一方で、こういったものを運営するのは難しい、とのご意見もいただきました。

[総評]
・学生ならではの視点からの提案で非常に面白く、また参考になった。
・荒いところもあるが、所々にダイヤの原石のようなアイデアがあった。
・応援グッズの「レンタル」によって雰囲気になじみやすくなるという意見に感心した。

発表会の後、栄にある世界の山ちゃんで懇親会が行われました。
ドラゴンズ関係者の方からは今回の発表内容についてお聞きしましたが、他にどんなことをお話しすれば良いのか分からず緊張してしまいました。
発表会でも懇親会でも「案をパクりたい」と言って頂けたことはとても嬉しく思いましたし、学生目線というのは意外にも社会人の方にとって貴重なものなのだということが分かりました。
坂田ゼミ生とはお互いのゼミの話をしたり、３年生の先輩方からは就活のお話を聞いたりと、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今回も、笑いの絶えない懇親会になったのではないでしょうか。
普段は他学部のゼミ生と一緒に活動をする機会はほとんど無いので、今回のプロジェクトは視野を広げるきっかけにもなったと感じましたし、お手本にしたいと思う点がたくさんありました。
まだまだ中村ゼミ生にはできることがたくさんあると思います！
ゼミの活動を通じて色々なことを経験・吸収して、人として大きくなりたいと考えさせられた懇親会でした。

このプロジェクトを通して、ビジネスというものを肌に感じ、その厳しさや楽しさなどさまざまなことを学びました。
また、チーム間での活動を通して、一人の人間としても成長できたと思います。
私たちにとって、この「ドラプロ」は本当にかげがえのないものになりました。
ドラゴンズ関係者の方々を始め、坂田先生、中村先生、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

中村ゼミ15期　 岡野葵・小栗充裕